Genesis2.0Plus遺伝子検査項目 - 体質_目・耳・鼻・口
Gene Items - constitution / eye
GeneLife Genesis2.0 / 目・耳・鼻・口
眼軸長
項目概要
眼軸長とは角膜から網膜までの長さのことです。日本人の平均眼軸長は約24mmと言われていますが、その長さには個人差があります。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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GJD2 | GJD2遺伝子はギャップ結合の構成成分の1つを産生する遺伝子であり、主に神経に発現することが知られていますが、一方で膵臓のβ細胞の機能にも関わることが知られています。この遺伝子がTT型TG型の場合、眼軸長が長い傾向にあると報告されています。 |
WNT7B | WNT7B遺伝子は細胞運命の制御を含むいくつかの発生プロセスに関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、眼軸長が長い傾向にあると報告されています。 |
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角膜曲率
項目概要
角膜は、目の黒目部分の膜のことです。この角膜がどれくらいの丸みを帯びているかを表したものが角膜曲率です。通常、角膜曲率半径という形で計測されます。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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MTOR | MTOR遺伝子はタンパク質リン酸化酵素の一種を産生する遺伝子であり、細胞の増殖に関わったり、細胞骨格の再構成や細胞周期の進行に関与することが知られています。この遺伝子がTC型CC型の場合、角膜曲率が大きい傾向にあると報告されています。 |
CMPK1 | CMPK1遺伝子は核酸の生合成に必要な酵素の1つを産生する遺伝子です。この遺伝子がTC型CC型の場合、角膜曲率が大きい傾向にあると報告されています。 |
PDGFRA | PDGFRA遺伝子は血小板由来成長因子受容体の一種を産生する遺伝子であり、細胞増殖等の役割を担うことが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、角膜曲率が大きい傾向にあると報告されています。 |
RBP3 | RBP3遺伝子はレチノール結合タンパク質を産生する遺伝子であり、網膜色素上皮と光受容体との間でレチノイドの輸送に関与していると考えられています。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜曲率が大きい傾向にあると報告されています。 |
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角膜の厚さ
項目概要
角膜は、目の黒目部分の膜のことです。平均的な角膜の厚さは約0.5 mmと言われています。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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COL8A2 | COL8A2遺伝子は角膜内皮の基底膜の主要成分であるVIII型コラーゲンの構成要素を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
COL4A3 | COL4A3遺伝子は基底膜を構成する主成分であるIV型コラーゲンを産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
FNDC3B | FNDC3B遺伝子はフィブロネクチンIII型ドメイン3Bとよばれるタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
NR3C2 | NR3C2遺伝子は鉱質コルチコイド受容体の一種を産生する遺伝子であり、ナトリウムの再吸収などを介して、塩と水分のバランス調整に関与することが知られています。この遺伝子がTT型TG型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
ADAMTS6 | ADAMTS6遺伝子はペプチダーゼ活性と金属ペプチダーゼ活性を有するADAMTSタンパク質ファミリーのひとつを産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
IBTK | IBTK遺伝子はB細胞、マクロファージ、好中球などで発現しているタンパク質チロシンキナーゼであるBrutonチロシンキナーゼ(BTK)の阻害因子を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
TMEM248/C7orf42 | TMEM248/C7orf42遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がTT型TG型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
MPDZ | MPDZ遺伝子はPDZドメインを複数含むタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
LPAR1 | LPAR1遺伝子はリゾホスファチジン酸受容体を産生する遺伝子であり、受け取ったシグナルを細胞内へ伝達する機能があります。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
COL5A1 | COL5A1遺伝子はV型コラーゲンのα鎖を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
ARID5B | ARID5B遺伝子は脂肪生成や肝臓の発達に関与する遺伝子の活動を調節するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
ARHGAP20 | ARHGAP20遺伝子はRhoタイプGTP加水分解酵素の活性化因子の一種を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
GLT8D2 | GLT8D2遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
FGF9 | FGF9遺伝子は線維芽細胞成長因子に属するタンパク質の一種を産生する遺伝子であり、特に神経細胞の生育に関与することが知られています。この遺伝子がTT型TG型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
FOXO1 | FOXO1遺伝子はフォークヘッド型転写因子の一種を産生する遺伝子であり、筋組織の発達と分化に関与すると考えられています。この遺伝子がAA型AG型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
TJP1 | TJP1遺伝子は細胞同士が密に結合した部位で細胞間の物質などの往来に関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
SMAD3 | SMAD3遺伝子はシグナル伝達と転写調節に関与するSMADファミリーに属するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
AKAP13 | AKAP13遺伝子は細胞内でのリン酸化酵素の位置を決定するアンカータンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
LRRK1 | LRRK1遺伝子はロイシンリッチキナーゼドメインとGDP/GTP結合ドメインを持つマルチドメインタンパク質を産生する遺伝子であり、骨量に関与していると考えられています。この遺伝子がAA型AC型の場合、角膜の厚さが薄い傾向にあると報告されています。 |
ZNF469 | ZNF469遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がAA型AC型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
PMP22 | PMP22遺伝子は末梢神経系の髄鞘(ミエリン鞘)の構成成分の1つを産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、角膜の厚さが厚い傾向にあると報告されています。 |
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耳垢タイプ
項目概要
人間の耳垢には、乾型と湿型の2つのタイプがあります。日本人は70~80%が乾型と言われていますが、欧米人やアフリカ人はほとんどが湿型であるようです。
この項目では、耳垢が乾燥しているタイプか、湿っているタイプかについて遺伝的傾向を調べます。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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ABCC11 | ABCC11遺伝子はABCトランスポーターの一種を産生する遺伝子であり、様々な物質(胆汁酸や環状ヌクレオチドなど)の細胞内外への輸送に関与することが知られています。この遺伝子がTT型の場合、耳垢タイプが乾燥型であると報告されています。 |
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永久歯の生える時期
項目概要
ヒトには一生の間に二種類の歯が生えます。6歳くらいから生える歯を永久歯と言います。
この永久歯の生える時期には個人差があり、それは遺伝的な影響を受けているということが最新の研究によって明らかにされました。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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CACNA1S | CACNA1S遺伝子は膜タンパク質の一種を産生する遺伝子であり、細胞へのカルシウムイオンの輸送を調節する機能があることが知られています。この遺伝子がAA型AG型の場合、永久歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
TNP1 | TNP1遺伝子は生殖細胞のDNA構造変換に関わるタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、永久歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
ADK | ADK遺伝子はアデノシンリン酸酵素を産生する遺伝子であり、細胞内外のアデノシン濃度を調節する機能があることが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、永久歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
HMGA2 | HMGA2遺伝子は転写を調整するエンハンセオソームの構成因子の一つを産生する遺伝子です。この遺伝子がTC型CC型の場合、永久歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
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乳歯の生える時期
項目概要
ヒトには一生の間に二種類の歯が生えます。乳幼児の時に生える歯のことを乳歯と言います。
乳歯が生える順番については個人差はほとんどなく、最初に下の前歯、次に上の前歯、その後に奥歯が生えるという順番になっています。一方、乳歯の生える時期については、生後6~9か月の間に下の前歯が生え始めると言われています。
この乳歯の生える時期には個人差があり、それは遺伝的な影響を受けているということが最新の研究によって明らかにされました。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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MSRB3 | MSRB3遺伝子はメチオニンスルホキシドを還元する酵素を産生する遺伝子です。この遺伝子がAG型GG型の場合、乳歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
RAD51L1 | RAD51L1(RAD51B)遺伝子は相同組み換えによるDNAの修復に関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、乳歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
IGF2BP1 | IGF2BP1遺伝子はRNA結合タンパク質を産生する遺伝子であり、他の遺伝子の翻訳を調整することが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、乳歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
KCNJ2 | KCNJ2遺伝子は細胞内外のカリウムの輸送に関わる電位依存性カリウムチャネルの一種を産生する遺伝子です。この遺伝子がAG型GG型の場合、乳歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
EDA | EDA遺伝子はエクトジスプラシンAという物質を産生する遺伝子であり、歯や毛髪、汗腺の発達および形成に関与すると考えられています。この遺伝子がAG型GG型の場合、乳歯の生える時期が遅い傾向にあると報告されています。 |
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耳の角度
項目概要
顔を真正面から見た時、耳が横に広がって見えるタイプの人と、耳が頭にペタンとくっついているように見えるタイプの人がいます。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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EDAR | EDAR遺伝子はエクトジスプラシンAという物質の受容体であり、髪の発達に関与することが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、耳の角度が浅い傾向にあると報告されています。 |
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耳たぶの大きさ
項目概要
耳たぶの大きさには個人差があります。大きな耳たぶのことを福耳といい、そのような耳を持つ人は将来お金持ちになる人という言い伝えもあります。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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EDAR | EDAR遺伝子はエクトジスプラシンAという物質の受容体であり、髪の発達に関与することが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、耳たぶが小さい傾向にあると報告されています。 |
LOC100130256 | LOC107984814遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がTG型GG型の場合、耳たぶが小さい傾向にあると報告されています。 |
MRPS22 | MRPS22遺伝子はミトコンドリアのリボソームの構成タンパク質の一種を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、耳たぶが大きい傾向にあると報告されています。 |
LOC153910 | LOC153910遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がTG型GG型の場合、耳たぶが大きい傾向にあると報告されています。 |
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耳のふちの巻き具合
項目概要
人の耳の形は千差万別で、指紋の代わりに耳の形状で個人識別をすることも可能です。この耳の形状と遺伝子との間に関連があるかどうかの研究が行われ、耳の外周部分の内側への巻き具合には遺伝子の影響があることが明らかにされました。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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EDAR | EDAR遺伝子はエクトジスプラシンAという物質の受容体であり、髪の発達に関与することが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、耳のふちの巻き具合が弱い傾向にあると報告されています。 |
LRBA | LRBA 遺伝子はWBW遺伝子ファミリーに属するタンパク質を産生する遺伝子であり、細胞内小胞の移送に関与していると考えられています。この遺伝子がAA型AG型の場合、耳のふちの巻き具合が弱い傾向にあると報告されています。 |
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前歯の裏の形
項目概要
上の前歯の裏側の形状は、全体的に平らな形状をしている方と、両側が口の内側に向かって出っ張り、真ん中の部分がへこんでいるシャベルのような形の歯の形状をしている方がいることが分かっています。実はこの歯の形状は遺伝子の影響を受けて決まっているようです。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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EDAR | EDAR遺伝子はエクトジスプラシンAという物質の受容体であり、髪の発達に関与することが知られています。この遺伝子がAG型GG型の場合、前歯の裏の形がシャベル型傾向にあると報告されています。 |
WNT10A | WNT10A遺伝子細胞運命の制御を含むいくつかの発生プロセスに関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、前歯の裏の形がシャベル型傾向にあると報告されています。 |
GeneLife Genesis2.0 / 目・耳・鼻・口
奥歯の大きさ
項目概要
奥歯の大きさには個人差があり、それは遺伝的な影響を受けているようです。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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WNT10A | WNT10A遺伝子細胞運命の制御を含むいくつかの発生プロセスに関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がTT型TC型の場合、奥歯が大きい傾向にあると報告されています。 |
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視神経乳頭の大きさ
項目概要
視神経乳頭とは、目と視神経を繋ぐつなぎ目の部分を言います。視野の中の見えない部分を盲点と言いますが、この盲点は視神経乳頭上にあります。
この視神経乳頭の大きさには遺伝子の影響を受けており、個人差が見られています。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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CDC7 | CDC7遺伝子は細胞分裂時のDNAの複製の開始に必要となるタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAG型GG型の場合、視神経乳頭が大きい傾向にあると報告されています。 |
ATOH7, PBLD | 遺伝子の特定には至っていませんが、この部位の近傍にはATOH7やPBLDなどの遺伝子があります。この部位がAA型AG型の場合、視神経乳頭が小さい傾向にあると報告されています。 |
LOC102723323 | LOC102723323遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がGG型GC型の場合、視神経乳頭が大きい傾向にあると報告されています。 |
CARD10 | CARD10遺伝子はアポトーシス(細胞自身によって計画された細胞死)に関与するタンパク質を産生する遺伝子です。この遺伝子がAA型AG型の場合、視神経乳頭が大きい傾向にあると報告されています。 |
GeneLife Genesis2.0 / 目・耳・鼻・口
親知らずの非形成
項目概要
永久歯が生え揃った後、さらに一番奥に生えてくるのが第三大臼歯、一般的に「親知らず」と呼ばれている歯です。上下左右を合わせて4本の歯が生えますが、4本全て生える人と一部の歯が生えない人がいます。
このような個人差を遺伝子レベルで解析する研究が行われ、遺伝的影響があることが明らかにされています。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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THSD7B | THSD7B遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がAA型AG型の場合、親知らずの非形成が起きやすい傾向にあると報告されています。 |
LOC100420828 | LOC100420828遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がTT型TC型の場合、親知らずの非形成が起きやすい傾向にあると報告されています。 |
LOC100507548 | LOC100507548遺伝子は現在研究中の遺伝子であり、その詳細な機能は不明です。しかし、この遺伝子がTG型GG型の場合、親知らずの非形成が起きやすい傾向にあると報告されています。 |
GeneLife Genesis2.0 / 目・耳・鼻・口
瞳孔の対光反射
項目概要
暗い場所から明るい場所に出ると、目の瞳孔が狭まり、目の中に入る光の量を調節します。これを対光反射と言います。
就寝前の暗い部屋で、明るい画面のスマホを使うなどの状況でも瞳孔の対光反射が起きていると考えられています。
この対光反射には個人差があり、遺伝的な影響を受けていることが報告されています。
解析遺伝子情報
関連遺伝子 | 説明 |
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OPN4 | OPN4遺伝子はオプシンという光受容体の一種を産生する遺伝子です。この遺伝子がTC型CC型の場合、瞳孔の対光反射が強い傾向にあると報告されています。 |